おおとり通信|大鳥ほけん

遠い日の記憶から


保険金サポート部の鶴岡です。
(事故対応が中心業務ですので現場でお会いすることがありませんように…)

私の文科系の趣味として、本を読むこと、映画を見ること、舞台を観ることの大まかに3つ。
振り返ってみると19、20歳頃からが始まりだなぁと。
今回はそんな遠い記憶を辿って、20代の時に読んだ本や映画のことを書いてみます。

地方の私大に通っていた私が今でも覚えているのが、日本文学だかの授業の1コマで、教授が3冊の題名を挙げてプレゼンしてくれた本が『人を動かす』(デール・カーネギー 著)、『君たちはどう生きるか』(吉野 源三郎 著)、『銀の匙』(中 勘助 著)の3冊でした。
もう四半世紀前のことですが、その時の光景を覚えています。
どの本も自分からは絶対に手に取ることは無いだろうなと思ったタイトルでしたが…

特に『人を動かす』は、読むか読まないかで人生が変わる的なことを言っていたので、随分と大げさなことを言う人だなぁと感じたものですが、実際本を読みながら”これ書いた人、天才だわ…”と当時感想を思ったのも事実。内容は時代的に古かったりしますが、私が言うまでもなく世界的な名著です!

その何年か後に『成りあがり』という矢沢永吉さんの本を読んだ時、岡山かどこかの社長さんにこの『人を動かす』を貰って十数回くらい読んだという若き日のエピソードが書かれていたので、もう古典といってもいいですね。本を読むのが苦手な人にはCDも出ています。

そして自分は頭が悪いんじゃないかとか、才能がないと思い悩んでいる学生さんにそっと差し出したい本を1冊。『海馬/脳は疲れない』です。これはコピーライターの糸井重里さんと、脳科学者の池谷裕二さんの対談本。読めばきっとヤル気も出て、元気になると思います。
オトナの人にも是非!

最後に映画を1本。これも今更ながらなのですが、『ニュー・シネマ・パラダイス』です。
この映画を大学のビデオライブラリーで観た時、エンディングで思わず拍手してしまいそうになりました。いや、ちょっと叩いちゃってたかも。こんなに鮮やかなラストってある!?
ある意味、まだ観ていない人がうらやましい。だってあの感動がこれから味わえるとは…

少々前のめりになり過ぎましたが、私の遠い日の記憶からオススメしてみました。おそまつ!

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